正しい日本語と方言

某日、某新聞の夕刊にコラムニストが正しい日本語なることについて書かれてあった。内容はよくある「ら」抜き表現は正しくないので公共の電波でそういうしゃべり方をしてはいけないとかそういうことなのだが、昔から(正確には高校時代の国語教師にボクの言葉は正しい日本語ではないと言われてから)この正しい日本語を使おうと主張する人達について疑問を持っていることがある。それは所謂「正しい日本語」と「方言」の問題である。よく言われる正しい日本語とはようするに「標準語」のことだとは思うのだが、では標準語以外の「方言」はしゃべってはいけないということだろうか。例えば方言で「ら」抜き表現が普通とされる地方があった場合、それは、正しい日本語追求者からはしゃべってはいけない言葉になるのであろうか。というより、東京でさえ所謂東京語とでもいえるような「標準語」とは違う東京独自の「方言」が明らかに存在するわけで、普通に考えたら日本に住む日本人で完全な標準語を日常用語でしゃべっている人はほとんど存在しない。ようするに、正しい日本語とか言っている人だって一字一句調べたらほぼ100%は標準語ではない言語をしゃべっているのだ。ボクに対して高校時代指摘した国語教員もまさにそれで、確かにボクは方言があるが、その人も負けず劣らず方言ばりばりであった。なぜ、自分の方言はよくて他人の方言はよくないのか。というか、方言がダメなんだったら、全く現代日常用語には不要であり方言を強烈にしたとも思われる発展途上言語と言ってもよさそうな授業「古典」をなぜ平気な顔をしてあの教員は平気な顔をして教えていたのだろうか。とここまで書くと、方言は良いけど間違った日本語はダメとかわけわからんことを言い出すのかもしれないが、では正しい日本語の定義とは一体なんなのだ、ということになる。「ら」抜き表現である方言が発見されたら、即座に「ら」抜き表現は間違っていない日本語に昇格するとでもいうのだろうか。他者と意思疎通ができない独自語では問題があるが、そうでないならなぜしゃべり言葉を正しい日本語でしゃべらなければならないのかの理由がわからない。自分が強く主張していることに矛盾が生じていることさえ気づけない人は不幸だ。

— posted by ボク at 11:35 am  

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